新玉ねぎで万能常備菜

新玉ねぎの季節。
真っ白でツヤツヤ、辛味が少ないのでサラダで食べたいですね。スライスしたものにポン酢と鰹節だけでも十分美味しいですが、保存がきく新玉ねぎの塩マリネがおすすめ。

新玉ねぎをどこまで剥くか。

写真一番左の玉ねぎを見てください。外側に2枚分薄いところがあります。

この部分は剥いてしまいます。薄い部分は締まっていないのでスライスするときに滑りやすく危ないから。でも捨てないで、スープや炒め物に使ってください。

剥き終わると厚く締まった部分だけになります。2、3ミリにスライスしたら、ボウルに入れ天然塩を加えます。玉ねぎが3個なら小さじ一杯くらい。

塩の味で出来上がりが全く違います。

私は沖縄屋我地の塩を使っています。塩しか入れないのでできれば美味しい塩を使ってください。

この塩は鉄釜を使い、薪の火で炊いていくので塩に鉄釜の色がついています。海水具合で少し色が変わるとのこと。まろやかで優しい塩です。

あとは簡単、かき混ぜるように塩もみするだけ。手が荒れやすい方は手袋を。

玉ねぎから水分が出てきて、泡立ってきたら終了。

味を見て塩分が足りなければ加えてひと混ぜ。シャキシャキして玉ねぎの甘さと塩味だけでこんなに美味しくなるの?びっくりしますよ。

アレンジ次第で万能常備菜!

清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で一週間保存可能。
そのまま食べても十分美味しいです。
アレンジはお刺身のつま、カルパッチョ、サラダに加えて、焼肉やソーセージ、焼き魚の付け合せ、冷奴にのせても。食べる直前にカットしたトマトや柑橘の果汁、酢などを加えて酸味をつけてもサッパリ美味しいですよ〜。

記★料理人punkichi