不便だった那覇のLCCターミナル、ついに移転が決定!

運用中の那覇のLCCターミナルは、貨物ターミナルを間借りしたようなターミナル。しかも那覇空港ターミナルからは遠く離れている

現在、那覇空港に就航しているLCCはバニラ、ピーチ、ジェットスター、このうちバニラ、ピーチがLCC専用の倉庫ターミナル利用となる。ジェットスターは通常の国内線ターミナルを利用できる。

このLCC専用ターミナル初めて使ったのは6年前2012年の10月、2017年に復活する前の初代エアアジアジャパンの成田~那覇線片道2000円のセールを購入しての利用時。その後、バニラ、ピーチ(今はなき成田~那覇線)と何度も使っている。
この頃は成田も倉庫状態のターミナル、那覇も倉庫・・・どちらも新しいかったのだけがすくいだが6年経った今、それなりに年季も入ってきて利用者数も増えシャトルバスに乗り切れず積み残しなんていうことも多々ある、となると同じLCCでもジェットスターのほうが断然お得な気がする。まあ価格次第だけど。

那覇空港到着時

沖止めの機材からタラップで降りる

さて、那覇空港到着時はLCCの機材は沖止めになる

そこからタラップを降りて倉庫へ歩いて向かう、これまで雨に降られたことはないけど雨だと悲惨、晴天だと逆に気持ちいい。

倉庫に入ると、預け荷物の引き取り場所があり、荷物ない場合はスルーして出口へ

専用シャトルバス

しかし、このLCC専用ターミナルは那覇空港の端っこの貨物ターミナルを間借りしているような状態なので、一旦この貨物ターミナルから国内線ターミナルまで専用のシャトルバスに乗らなければならない。
タクシーも乗り入れが許されていないのでタクシーに乗ることもできない。なので預け荷物があるときなど絶対にLCC使いたくない気持ちになる。機内預け荷物に別料金取られた上に、大きな荷物引きずってバスを乗り降りするのはごめんだ。

シャトルバスに乗ると10分ほどでいつもの国内線ターミナルの到着口の前で降ろしてくれる。

那覇空港出発時

帰るときは、この逆に乗ればいい。国内線ターミナルのLCCターミナル行きシャトルバス乗り場で待っていると10分に一本ぐらいの頻度でバスがくる。これが何気に時間がかかるので大手キャリアを利用するときより30分くらい余裕を持っていったほうが良いと思う。

言うまでもないけどLCC各社手荷物重量チェックは厳しく量られるようになってしまったので、要注意! 島結のLCC手荷物対策は「Peachの機内持込み荷物サイズオーバー!?」をみてね。

ちなみに以前、那覇空港から出発のバニラ搭乗時に手荷物を量られ

11kgですので1kgオーバーです!預けて頂かないと~

と情け容赦ない一言、仕方ないので待合室で食べようと思っていたお弁当とビールを今から食べてくるね!と言って一旦立ち去り、手前のお土産売り場のベンチで完食、念のためズボンも二枚重ねで履いて再度計量!今度は10kgピッタリ!無事通過できた。(現在バニラは手荷物7kgまでとなっているので要注意)結局飛行機に乗せる総重量は変わらないのになぁ・・・まるでコントみたいだ。
あんまりセコイことされると「トイレは飛行機に乗ってから済ませてやる!」とかこちらもセコイことを考えてしまう(笑)

時間があったから食べきる余裕があってよかった~、LCC搭乗時は時間にゆとりを持って、が基本!

チェックインを済ませて保安検査を終えると搭乗待合室へ

ドリンクとちょっとしたお土産ぐらいは買える売店がある
エアコンのダクトが倉庫感を演出している

来春ついに倉庫ターミナルから移転

このLCC専用ターミナル、あまりに評判が悪かったせいか、ついに2019年春に国内線ターミナルが拡張され全航空会社が3F出発ロビーに集約されるようだ。国内線と国際線のターミナルの間に拡張されるらしいので現在のスカイマークの窓口(北の端)の先に拡張ターミナルができるのかな。

那覇空港の場合、今はまだ国際線でもこの同じ倉庫LCCターミナルを利用することになる。外国人が日本に着いて最初の印象悪いだろうなぁとずっと思っていたので引越しできるみたいで一安心。

新しいターミナルができたらまたLCCで沖縄へ飛んでみようっと、もちろんセールの格安チケットが取れればね~!

***2019年1月18日追記***

那覇から国際線を利用した際のレポートはこちらをみてね!

ピーチ利用で沖縄&台湾(高雄)を満喫しよう!那覇~高雄フライト編

記★店主