台南、安平クラシックタウンと安平古堡への行き方

安平古堡と呼ばれる16世紀にオランダ人が築いた砦のような建物があり、古い建物も保存されていて街全体が懐かしい雰囲気の安平クラシックタウン

郭成功という人がオランダ人を追い出し手に入れたのち英国によって爆破されてしまった。さらに日本統治時代に復旧利用されたという台湾の歴史を垣間見ることが出来る建物。

安平への行き方

安平へは台南駅からバスで30分程度でいくことができる。台南駅から88番線あるいは99番線に乗車すればいい。88番線のほうがちょっと遠回りするようだが、今回は時間は調べずに赤崁樓バス停に来てしまったので、99番に乗るにはあと1時間ほど待たなければならない。なので88番に乗ることにした。平日は一時間に一本くらいの頻度、休日はもう少し増える程度なので時間調整は事前にやっておいたほうがいいかも。

今回、安平古堡というバス停で降りた。というかバスに乗ってた人がみんなここで降りたので我々もそうしたんだけ、あとで気づいたんだけど、行きと帰りのバス停の場所が微妙に違うので要注意。「行きのバス停」 「帰りのバス停」

行きのバス停

安平古堡へ

バスを降りるとすぐに賑やかな歩行者専用の通りがあるので歩いて行く。

この通りにもありました!臭豆腐!このお店なぜか人ごみに向かって扇風機を全開で噴射している。体中に臭い攻撃をくらってしまった。

安平古堡の入口に到着

入場料50元を支払い中へ

レンガ積みの砦を登っていくと資料館がある、ここに来るまで全く知らなかった郭成功という歴史上の人物、しかもこの人、平戸の日本人女性を母に持つ人だった。

なにせ16世紀の砦なので重火器は大砲!
ちょっと中に入ってきました!(ウソ)

さすが南国ガジュマルの木がすごい!

推定樹齢300年というプルメリアの木(写真右奥)もあった、いろんな国にとったりとられたりしてきた歴史を知っていると思うと感慨深い。

砦の上部には真新しい展望台が設置されていて、遠くまで見渡すことが出来る。船が移動の中心だった時代、重要な拠点だったんだろうなぁ。

安平古堡を出て街を歩いてよう!

阿財牛肉湯で牛肉湯を食べてみた!

安平古堡を出てメインの通りを運河の方へ向かって歩いていくと阿財牛肉湯というお店がある。台南は牛肉料理がおいしくて有名らしく、屠殺場があり新鮮なお肉がすぐに手に入るからというのがその理由。なので行ってみようと決めていたのが、阿財牛肉湯!
ここもオーダー用紙をもらってきて記入して渡す方式

牛肉湯と肉燥飯、野菜炒めを2種類注文

これが牛肉湯!!沖縄の牛汁やベトナムのフォーのお汁のようで淡白なんだけど牛の旨みたっぷりのお汁、
きざみショウガをたっぷりいれるとショウガのカラ味でさらにさっぱりする

肉燥飯ってどんなものかな?と思っていたら肉魯飯とほぼ同じ
肉魯飯は三枚肉の形がはっきりある肉をご飯に乗せたもので、肉燥飯は刻んだバラ肉をご飯に乗せたもののような感じだ。必ずしも当てはまるわけではないけど、いままでいろいろ食べてきてなんとなくそんな雰囲気、特に南部ではその傾向が強いと思う。

違う店のだけど、肉魯頼んだらきれいな三枚肉が出来てた。台北あたりだとひき肉が多いので意外だった。

となりのおじさん達が食べているのを見て、真似して注文した空芯菜とからし菜みたいな青菜!旅行の際はどうしても野菜不足になりがち、台湾だと炒め野菜はどこででも注文できるのでありがたい。

 

運河沿いにある旧税関の建物を利用したカフェ

レンガ造りの古い小さな建物をうまく改装している

調度品がレトロで洒落ている。

ビーカーで提供されるコーヒー

いろいろ新鮮でおもしろい。普段日本ではカフェになどいける余裕などないので、ゆったりした時間が心地よい。

碍子(ガイシ)製のコンセント、カッコイイ!
家のコンセントを全部これに変えてみたくなる。

街中で牡蠣むき!

カフェをでて歩いていると街角で牡蠣の殻をひたすら剥き続けるお母さん発見!たぶんこうやって剥いた牡蠣が屋台の牡蠣オムレツになっている。

豆花専門店、平平安安

最後にデザートを食べようということになり、バス停も近くて、適当に入ったお店だけどおいしかった。

好きなメニューを選び札をおじさんに渡すシステム、わかりやすい。

豆腐そのものは甘くなくは普通の柔らかい豆腐にあま~いシロップに芋、団子などが入った豆花

1日歩き回って、食べまくって楽しかった~。帰りのバスは10分くらい待つだけでタイミングよく99番線のが来てくれた。バスが数十円で乗ることができるのはありがたい限り、しかもipassのおかげで金額も自動計算されるうえ小銭も用意しなくていい。バスを駆使すればもっといろんなところにいけるだろうな~、ゆっくり旅行する時間がほしい!

帰りのバス停

記★店主