久しぶりの縦型洗濯機 AQUA洗濯機 AQW-GV80H

洗濯機は二層式、全自動一槽、ドラム式と多様化しながら進化して、今は好みで選ぶ時代

洗濯は嫌いな家事ではない。子供の頃からぐるぐる回る洗濯槽を見ているのが好きだった。危ないから手を出すなと注意されながらも、その工程が気になって仕方がなかった。

二本のローラーに挟まれた洗濯物はぎゅぎゅーっと脱水されていく。ぺちゃんこでシワくちゃの衣類はカチカチに絞られているのでぼとっと籠に落ちたあと、シワとりのために広げられ、何度も振り下ろされる。石鹸の香りが青い空にふんわり漂って、あ~気持ちいい~あれから半世紀…

完全に乾燥させなくてもわた状のゴミはこんなに出る

前の記事でも書いたように、ドラム式乾燥洗濯機がどうしても信用できない。現在使っているガス式の乾燥機を使うと「やっぱりね、そうだよね」と。Tシャツなど衣類20分の乾燥を2回使用、乾燥機のフィルターをあけてみる。

ほら!こんなにわた状のゴミが~

手のひらにのせるとこんな感じ

いかにもわたゴミが出そうなバスタオル2枚、フェイスタオル8枚を20分乾燥すると1回でこんなに!

ためといて、クッションの詰め物にでも出来るんじゃないかと思うほど

ドラム式乾燥洗濯機で乾燥フィルターにこれだけのゴミが溜まったのを見たことがない。ふわふわに乾いたタオル、気持ちよくて喜んでいたけれど見えない、手が届かない場所に、どんどんゴミが溜まっていたということですな。乾燥フィルターの奥の奥から来る嫌なニオイの原因もこれだったと気がついた。やはり「洗濯」と「乾燥」は別々が良いのではないかと思う。

引越しを機に選んだ縦型洗濯機AQUA AQW-GV80H

樹脂製糸くずフィルター

この洗濯機、糸くずフィルターは袋状のネットタイプではなく、樹脂で出来たケース型フィルター。15年ぶりに縦型洗濯機にして初めて見たよ~。

ぶら下げるタイプの虫除けのよう

縦に開けて中にあるゴミを除去できる

ゴミは脱水されていないので固まっていない。ネットなどに張り付かないので除去しやすいかもしれないが、自分の手で水分を絞るので濡れていて気持ち悪いと感じる人もいるかな~。また掃除し忘れるとニオイが発生しそうな気もする…

フィルターは2ヶ所ついていて、液体洗剤を投入する場所にもなっている。ちょっとびっくり。説明書を読むと予約洗濯の時に使うとのことで普段は洗剤を直接洗濯層に入れてもOKと。

P&G社と共同開発したジェルボールコース

ゼリー菓子のような、ジェルボール洗剤の効果を最大限発揮できるようになっているのだとか。ジェルボール洗剤を日常使っている人には嬉しいんじゃないかな。私は洗剤の香りがきついと気分が悪くなったり、咳が出たりするので使うことはあるかどうか?でもお試しジェルボール洗剤が洗濯機についてきたので機会があったら使ってみようかなぁ。

洗濯中も中が確認できるワイドクリアガラストップ

洗濯中にはっきり中が見えるというのは安心感がある気がする。またガラストップはさっと拭けばすぐにキレイになってお手入れ簡単、洗濯機の蓋って埃が溜まって意外と汚れやすいと思うのは私だけか?ふたつ折れの蓋だと折れの部分にもいつのまにやら汚れが溜まって掃除しにくくなる。と思って選んだワイドクリアガラストップが問題になるとは…

私はやっちまったんです… 乾燥機に完全にぶつかっている…

シンプルでわかりやすい操作パネル、槽洗浄機能もあり

操作パネルはとってもわかりやすい。シンプルで設定ボタンは文字が大きめ。全自動洗濯機を使ったことがある人なら、問題なくすぐに洗濯開始可能。便利な機能は「槽乾燥」、洗濯終了後、糸くずフィルターをお手入れしてから作動させておくと槽内の水分を取り去ってくれる。カビ予防になるというわけ。50分以上かかるのだけれど、放置しておけば自然に終了しているので便利。

洗濯が終わったら、次の洗濯まで蓋をあけ、洗剤投入容器を引出し、糸くずフィルターを取り出して湿気がこもらないようにするのが私流。月に1回槽洗浄機能を使ってお手入れすれば、洗濯槽も清潔に保てるというもの。

蓋ぶつかる問題回避に使っている発泡スチロールの箱もお役立ち

 

インバータータイプ洗濯機なので、制振、静音、節水、節電

旧三洋電機の技術を継承しているAQUAブランド

8キロで6万円以下というリーズナブルな価格(2020、3月の価格)

1ヶ月経った今現在、特に問題なし。ひとつ難点を挙げるとすれば…蓋のロックが遅い。ロック解除も遅い。せっかちな方はイラッとくるかも…。いやいや、なんくるないさ~

記★料理人punkichi