沖縄へ出発の朝、最後にドアを閉めた感覚を大切にしよう!

何年片瀬江の島に暮らしただろう?

水族館がリニューアルオープンした年だから2004年、すなわち16年ほど前か・・・
私の50年の人生、幼少期も含めてひとところに16年も住んだことはなくて、長くても8年くらいまでだったのでやっぱり愛着もわく。引越してきたときには誰一人知っている人もいなくて、なんとなく不動産屋に紹介されたという流れで住み始めただけだったのに・・・

藤沢の手打ちうどんの名店の店主がのぼりを降って見送ってくれたり

糸電話で話せる位の距離のお客さんが現れるなんて考えもつかなかった。

えのすぱに知り合いができるなんてね~

波が上がると毎日のように入ったR134鎌高前の海

店を閉めるときにはホッとしたという気持ちが入り混じって、さびしさもさることながら、無事問題なく仕事をやり終えた安堵感が大きかった。自分みたいな人間にもちゃんとお客さんに満足してかえってもらわなければならないと責任感が生まれていたせいなのか!?そんな奴ではないと突っ込まれそうだがここではそういうことにしておこう。

ところが引越しの際には島結を閉店するときに感じたのとはまた違う気持ちがわいていた。ガラーンとした部屋を見るともうここから居なくなるんだという実感がすごくてガラにもなく感傷的になってしまった。

空港まで見送ってくれた4歳児モモのり(仮名:実は出発の日が誕生日なのだがケーキをたべるまでは3歳らしい)がそんな気持ちを吹き飛ばしてくれた。

後にドアを閉めた感覚を大切にしよう!
そしたら次のドアが待っている!

おっ、出発ゲートは58番だ!

記★店主