田芋&ムジの入ったムジそばが食べられる浦添の「てだこそば」

浦添市美術館のすぐ隣りにある「てだこそば」

ムジとは!?

ここのオススメは「ムジそば」!なかなか他では食べられない。
ムジそばって何?という人も多いと思うので説明しましょーねー。
これがムジ!そう、ターンム(田芋)の茎の部分。内地ではズイキと言っています。

ターンム(田芋)とは!?

田んぼの裏作として沖縄で栽培されてきた田芋、子孫繁栄の象徴としてお祝い事には欠かせない高級食材。
沖縄産しか存在しない。不作の年とかチンヌクの名で台湾産の田芋に似た芋が輸入されたことがあるが香り、でんぷん感は全く別物だった。台湾デザートで食べるとすごくおいしいお芋、ただ沖縄の田芋とは違うもの。
写真は島結がお世話になっている金武町の田芋農家さんの田んぼ。

これがムジそば

このムジを湯がいて適当な長さに切ったものが沖縄そばに入っているのが「ムジそば」シャキシャキとした歯ごたえを楽しめる。ごろっとした田芋も入っててちょっと得した気分。

こちらは軟骨ソーキそば

好き嫌いの分かれるところだけど、茹で上げ麺(自家製麺)なので。つるっっとした縮れ平麺。スープは白濁した豚骨っぽい、ムジそばもソーキそばも同じスープ。

田芋の収穫時期が限られるものだから、いつ行ってもムジそばが食べられる「てだこそば」はありがたい存在。安定して仕入れたり、保存するのは大変だろうなぁと思うのは島結の取り越し苦労か。
普通の沖縄そば屋さんで沖縄の伝統食材が気軽に楽しめるので、浦添市立美術館へ行くことがあったらぜひ立ち寄ってみて!

てだこそば

記★店主