ズッキーニのチーズ焼きは旬の味をシンプルに味わえる
初夏から夏にかけて旬、みずみずしくて美味しいズッキーニを手早く調理
ズッキーニはかぼちゃの仲間、鮮度が良いものはサラダでも食べられますが、加熱すると甘みもアップして美味。島結のお通しにも登場する簡単おつまみです。
たっぷりのパルメザンチーズを用意
平たいお皿などにパルメザンチーズを広げます。ズッキーニは1センチくらいの厚さの輪切りにします。ズッキーニから水分が出てくるので、その水分を利用してパルメザンチーズをくっつけます。
チーズの上に乗せて、ぐいっと上から押しつけるようにするとうまくいきます。
くっつける量はこのくらいでOK。多めの方がチーズ感がしっかりして美味しいです。
フライパンはテフロン加工のもので
弱火で熱しておいたテフロン加工のフライパンに、チーズの面を下にして軽く押すように置いていきます。チーズから脂が出てくるので油は必要ありません。このあとひっくり返すので、ズッキーニとズッキーニの間隔を広めにとったほうが返しやすいです。あとで説明するコツをつかんでしまえば簡単なんですが。
火加減は中火を保ちます
ズッキーニの下のチーズが白っぽいうちはまだまだひっくり返してはいけません。待ちましょうね~。
ひっくり返すサイン、ここからが一番のポイント!
写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、チーズの色がきつね色に変わったらズッキーニを軽く押しながら円を描くように回します。するとチーズはズッキーニにくっついてフライパンから離れます。離れないときはもう少し待ってみて。
ひっくり返しました。焦げたパルメザンチーズのいい匂いが漂います。何個か焼いているうちにコツがつかめてきますよ~。裏面は2分ほど焼きます。
が、こんな風になってしまうことも…。そういう時は上からチーズをちょっと振りかけてもう一回チーズ面を下にして、リベンジするとうまくいきます。
焼きあがったら胡椒と塩をふりかけて完成。ズッキーニってこういう味なんだ、と素材の美味しさを感じることが出来るシンプルな味です。もっとボリューム感が欲しい時はトマトソースをかけたり、アンチョビや輪切りにしたオリーブをのせて食べてください。
他の野菜でも応用可能
熱々も美味しいですが、冷めても美味しく食べられるのでお弁当のおかずにもgood。平たい面になるようにカットすれば他の野菜でも美味しくできます。これからの季節なら茄子もおススメ。あらかじめ加熱したレンコンやジャガイモ、かぼちゃでもお試しくださいね~。
記★料理人punkichi