クリスマスにホウレン草の「ヘルシークリスマスカレー」を!レシピは簡単
12年間で作ったカレーレシピのひとつ「島結」の超人気クリスマスメニュー
ネパール料理店を経営するいとこのお店には「豆腐パルンゴ」というメニューがある。親族が経営するネパ ール料理店に共通するオリジナルメニューだ。ホウレン草ソースをシンプルなスパイス使いでルウに仕上げ 、絹ごし豆腐を具にかけた一品。
ブイヨンを昆布と椎茸からとったものに変えて、ベジタリアンの知人に楽しんでもらったことがあるが大好評だった。片栗粉で全体をまとめ、生姜をトッピングするので身体が温まる。
ネパールやインドではホウレン草とカッテージチーズで作る「サグパニール」カレーがあるのだが、それを 日本風にアレンジしてみたら人気メニューになったのだそう。ちゅるんと舌触りの良い絹ごし豆腐とホウレン草を一緒に味わうのもいいけれど、今回は具として存在感抜群の島豆腐を使う。
ホウレン草のクリスマスカレーのレシピ
材料
●ホウレン草 茹でたもの 200g フードプロセッサにかけて細かくする(頑張って手で刻んでもOK)
冷凍のホウレン草を使うのもお勧め、凍っているうちにプロセッサにかけるとより細かくなり、プロセッサ
の熱が伝わらず美しい緑色が保てる。国産の冷凍ホウレン草は旬の時期に収穫しているので栄養価も高い。
●島豆腐 200g ペーパータオルに包んで余分な水分を抜き、一口大大きさにカットする
●トマト 1/2個 プチトマトでもOK 1センチ角くらいにカットする
●チキンブイヨン 400cc 顆粒の鶏がらスープを溶いて作っても良い
●生姜 親指大 せん切り 沢山トッピングしたければたっぷり用意
●ニンニク みじん切り 小さじ1/2(大好きならもっと入れてOK) ニンニクのお手軽保存術 も参考にどうぞ
●クミンシード 小さじ1
●オリーブオイル
●無塩バター 20g 有塩でもOK。その場合は塩の量に気をつける。
●クミンシード 小さじ1
●ガラムマサ 小さじ1
●クミンパウダー 小さじ1
●チリパウダー(辛くしたい人は入れる)
●ホワイトペパー 少々
●水溶き片栗粉 濃い目に作っておく
●塩・ヒマラヤ岩塩 両方合わせて 小さじ1/2
顆粒の鶏がらスープに塩分があるので、最後に味をみてから加える
ヒマラヤ岩塩については ネパールヘルシー食の基本「ダールスープ風レンズ豆カレー」のレシピ をどうぞ
準備
手早く作るのがポイント、時間をかけて熱を入れすぎるとホウレン草の緑色が美しく仕上がらない。
調理の前にチキンブイヨン、島豆腐は温め、バターも常温にもどしておくことをおすすめする。
さあ作ってみよう!
フライパンにオリーブオイル大さじ2ほど、クミンシード、ニンニクを入れて火をつける
弱火でじっくり、クミンシードのいい香りが漂い、ニンニクが濃いきつね色になったタイミングでホウレン草を加える。この時の香りといったらもうたまらない!クミンシード、ちょっと焦がしたニンニクの香りが食欲をそそるのだ~。ここでしっかり香りを出しておくと食べたときの満足感がぜんぜん違う。
温めておいた島豆腐を加える。絹ごし豆腐で作ると豆腐の存在感は薄れるが、全体がまろやかにまとまるので、次回は絹ごし豆腐バージョンもお試しあれ。
温めておいたチキンブイヨンを加え、ガラムマサラ、クミンパウダー、ホワイトペパー、好みでチリパウダー、バターを加える。
片栗粉でとろみをつけ、塩・ヒマラヤ岩塩を加えて完成。に盛り付けトマト、生姜をトッピング。好みで生クリーム!
緑、赤、白のクリスマスカラー、辛味はあまり合わないカレーだと私は思っている。小さな子供も辛さが苦手な人もみんな一緒にクリスマスの食卓を囲める。グリルチキンを添えてみた。チキンのソースとしても十分満足できるので、糖質制限派にもオススメ。ホウレン草以外の葉野菜(菜の花や小松菜)で作ると季節感を味わえる。
ご飯はやっぱりタイ米かなあ、と思うが絹ごし豆腐を使い、強めの片栗粉でとじた時は日本のお米も合う。その場合は仕上げに少量の薄口醤油を垂らすと更に相性よし。皆さん、素敵なクリスマスディナーを!
記★料理人punkichi