青じそが大量に手に入った時に作るレシピ

夏の庭には青じそ(大葉)が山ほど、しかも葉っぱがゴワゴワ〜

太陽を浴びすぎて硬くなった葉は、刻んで使っても口当たりが悪いし、かといって捨ててしまうのも勿体無い…そんな時にオススメのレシピです。

青じそは夏に欠かせない成分の宝庫

青じそに含まれるビタミン類は抗酸化作用の高いものばかり。紫外線が強い夏場に摂取すると光老化を防ぐことができます。青じそ独特の爽やかな香りはぺリスアルデヒドと呼ばれていて、暑い時にも食欲を増進させ、消化を促し、胃腸の働きを助けます。確かにあの香りは美味しいものを想像させますよね。

青じそから抽出できる油の成分はα-リノレン酸でn-3系多価不飽和脂肪酸です。体内で十分合成することのできない必須脂肪酸のひとつで、悪玉コレステロールを減らし動脈硬化を予防します。

青じそを洗って水気をきったら調理スタート

大きい葉は手で適当な大きさにちぎります。枝付きの青じそを使う時は、先端の新芽の部分や小さめの葉はそのままでOK。

フライパンにごま油を熱します。

煙が出る寸前くらいまで油が熱くなったら青じそを一気に入れて、箸かトングで全体に油がまわるように混ぜます。

30秒ぐらいで火を止め、塩をふります。良く混ぜてたら完成。青じそとごま油の強い香りにはやや濃い目の塩分が合います。

「青じそちりちり」の完成。ごま油に青じそを入れたときにちりちりと音がするのでこう名づけました。

「青じそちりちり」の使い方

そのまま使ったり。刻んで使ったりお好みでどうぞ~!

素麺、冷やし中華の薬味として。
和風パスタの仕上げに加えて。
冷奴にのせて。
納豆に混ぜて。
白身魚の刺身にのせて。

など使い道は色々です。
冷蔵庫で1週間は保存できますよ〜。

ここで、フレッシュな青じその保存方法

洗った青じそは根本で揃えます。

高さのある筒型の入れ物を用意し、底に水を含ませたペーパータオルを設置。

青じそはを立てて入れます。

上から乾いたペーパータオルをのせます。

蓋のある容器であれば蓋をします。蓋の無い容器の場合はポリ袋で覆って口を縛ればOK。

冷蔵庫で3〜4日は問題なく保存できます。底のペーパータオルと水を2日に一回変えると更に持ちが良くなります。

青じそは身体によい成分がたっぷり含まれている日本のハーブです。外国の方は、なじみのない素晴らしい芳香に「この香りは何?」と思うとともに日本らしい香りと記憶するそうです。外国の方に料理を作る機会があったら青じそを使ってみるのも良いと思います。

記★料理人punkichi