スキー用ゴーグルのウレタンパッドが劣化してしまったらどうする?

悪天候のとき絶対必要なアイテム、ゴーグル!

ちょっと見過ごしがちだけれども、実はゴーグルってものすごく重要。特に雪が降ったときにあるのとないのとでは視野がまったく違ってくるので必ず準備したい。

高価だったゴーグルのウレタン部分がボロボロに・・・

いいものだと1万円超えなんて当たり前、25年前に思い切って買ったゴーグル、本体部分が柔らかい素材で出来ていて着け心地がよく気に入ってずっーと使い続けてきた。このゴーグル、本体とベルトは何も問題がなかったんだけど、空気を通すためのウレタン部分と顔に当たる部分のウレタン部分の劣化が激しく、ついにはボロボロとはがれてしまい、紫の本体しか残らない状態になってしまった。とっても上等なのを買ったのでレンズは曇り止め効果抜群のあわせレンズだった。しかし、これも接着がはがれてしまいあわせレンズではなくなってしまっていた。

ウレタン部分の修理

まずは本体のウレタン部分の素材探し、私のスキーの師匠が隙間テープで修理してるよと教えてくれた。隙間テープかぁ・・・あっ!フルーツの緩衝材で入っていたウレタンを使えばいいんだ!!

これが、ラ・フランスが包まれていたウレタン、しかも色はピンク

ゴーグルの型紙をとり、その型にウレタンを切り抜く
上下左右にもベンチレーション用にウレタンが使用されているのでこちらも型をとり切り抜く

プラモデル用のセメンダインで接着!刷毛で塗れるので細かい作業がしやすい。乾くまでは溶剤の匂いもするが、完全に乾燥させれば、匂いもほぼなくなり完成!ちょっと厚みが出てしまったけど付け心地はよい。

ベンチレーション部分も結構な厚みになってしまった、でもこれが意外にもあたたかそうでよくない?

続いてレンズの部分の修理

二枚がはがれ、完全にバラバラになってしまったので水周り用のコーキング剤を使って完全に密着してしまうことにした。空気も完全に密封できるし、取り外しはできなくなるけどあわせレンズとしては用を成しているはず!マスキングをしっかりやって丁寧にコーキング剤を埋めていく、24時間おいて固まったら完成!きっちり固定され密着している。ねじっても大丈夫!

こんな感じに仕上がりました~!ピンクがいいアクセントになって、着け心地も復活!

やっぱり気に入っているものは長く使いたい、修理して使えるならそうしたい。

しかし、料理人のゴーグルは修理してみたがレンズの曇りがひどくウレタンはきれいに張替えできたけど結局新しいゴーグルを購入することになってしまった。うすめのピンクミラー系、つけてみると気持ちいい~、やっぱりニューゴーグルもいいかも・・・

記★店主