にんじんしりしり~のアレンジレシピ「にんじんしりしり~とヒジキの揚春巻」

冷凍保存できる「にんじんしりしり~」を解凍してすぐにできる今夜のおかず

「にんじんしりしり~は便利な常備菜、沢山作って冷凍保存」 で作っておいた、シンプルなにんじんしりしり~をフライパンで温め直し、ツナ缶を加えて卵でとじれば沖縄料理にんじんしりしり~の完成。でもどそれだけじゃちょっとつまらない。ということでアレンジ料理をご紹介。


 

にんじんしりしり~とヒジキの揚春巻

しっかり味付けした具をぎっしりと巻いて作るボリュームのある揚春巻。βカロテンたっぷりでお肌に良いにんじんしりしり~の方は白ワイン、ミネラルたっぷり、腸内をきれいにする水溶性食物繊維のヒジキの方は赤ワインに合う~(いつもつまみモードなレシピでスミマセン)!味がしっかりついているので何もつけずにそのまま召し上がれ~

材料 それぞれ3本、合計6本作れる分量

にんじん春巻

●にんじんしりしり~ 180g 作り方は→ 「にんじんしりしり~は便利な常備菜、沢山作って冷凍保存」

●ツナ缶(オイル漬けでも、ノンオイルでもOK) 70gのもの 1個 水分とオイルを除いておく(その水分は捨てずに和え物やスープなど違う料理に使おう)。

●パルメザンチーズ 150~200g チーズ好きの方は200g以上でも

●塩、胡椒(できればブラックペッパー)

にんじんのしりしり~春巻の具を準備

にんじんしりしり~、水分と4オイル分を除いたツナ、パルメザンチーズ、塩、胡椒をボウルに入れる。

水分は少ないほうがいいので、解凍したにんじんしりしり~もツナも水分を除いてよく混ぜる。

パルメザンチーズには水分を吸わせる目的もあるので水分が多いなと感じたらパルメザンチーズを少しづつ加える。

ヒジキ春巻

●ヒジキ 150g (乾燥の場合は水に戻したものの分量、水分はしっかり取り除く)長いものは適当に切っておく

●長ねぎ 1本 スライスしておく

●ベーコン 50g 細かめに切っておく

●鰹節 50g

●塩、胡椒

●醤油 小さじ1

共通の材料

●春巻の皮 9枚

●水溶き小麦粉 春巻の皮の巻き終りを留める接着剤として使う

●ひまわり油 ひまわり油は揚げ物をカラッと仕上げてくれるおすすめの油。原材料がわかる圧搾された安全な油を使おう。

ヒジキ春巻の具を準備

フライパンにベーコンを入れ脂が出てくるまで弱火でじっくり加熱する。脂があまり出ないベーコンの場合は少し油を足す。

脂が出てきたら長ネギを加え炒め合わせる。

ヒジキを加え、塩胡椒し、炒め合わせ醤油を加える。味を見て薄いようであれば好みの味になるよう醤油を足す。

火を止め、鰹節を加え混ぜる。鰹節の旨みを加えるほかに余分な水分を吸わせる効果も。足りないようなら更に加えてみて。

にんじん、ヒジキ両方ともしっかり冷めていることを確認してから、それぞれ3等分しておく。量る必要はない、だいたいで。

春巻の皮を準備し、具を巻いていくよ~

春巻の皮、3枚は対角線上でカット、6枚の三角形を作っておく。

四角の角を手前にし、カットした三角を1枚上に重ねる。皮を重ねることで揚げたときにパリパリ感が増す。

具を皮が重なっている部分に置き、角を持ち上げ具の上にかぶせ、ぎゅっと握り手前に引っぱるように包む。

1個分の具が多いのでしっかり包む自信がない人は、あらかじめ3等分しラップで春巻の形に包んでおく。それを置いて包むと上手く包める。

三角からはみ出ている具を中に押し込んで、両端を中心にたたむ。

両手で手前に引きながらしっかり包み込み、巻き終わりの角を水溶き小麦粉で留める。

はい、巻けました!この要領でひじき春巻も巻く。両方3本づつ、6本巻く。

熱を加えても酸化しにくいひまわり油で揚げれば出来上がり。フライパンを使って少なめ油で揚げる場合は巻き終りのほうを下にして油に入れる。

しっかり油を切ってから、熱いのでやけどしないように気をつけて~どうぞ召し上がれ~!まるごとサクサク食べるのが春巻の美味しさをアップさせると思うのだけけれど、ちょっとおしゃれにしたいなら少し冷めてからカットしてひじき春巻と交互に盛り付ける。

形を工夫して細めに作るとサクサクのおやつ風にも。慣れてきたらひとつの皮の中に半分にんじん、半分ヒジキというのも面白い。食べすすめるうちに味が変わって楽しい一品に。

記★料理人punkichi